遭難、

遭難、

またまた間が開きましたが、衝撃を受けたので書いてみようかなと。
読んだ作品は、


遭難、 / 本谷有希子


この本は、戯曲を読みたいなと思っているときに、今はなき地元のヴィレヴァンで目についてから、ずっと気になっていました。
でも、このときは、衝動買いはやめて、著者のことについて調べてからにしようかなと思い、携帯のメモに残しておくことにしたんですよ。
が、結局、調べることはなかったわけですが、忘れつつもちょくちょく気にはなっていたという微妙な感じになっていまして・・・。
それが先日、本屋をぶらっとしているときにこの本を見つけて、思わず購入してしまいました。
まあ、それがサイン本だったっていう理由も少なからずはありますがw


で、この作品、とりあえず凄いです。
登場人物の心境が勢いに乗って、次々と飛び込んで来る感じがして、いっぱいいっぱいになりましたw
これは、ストーリーを楽しむという作品ではなく、登場人物を楽しむという作品だと感じました。
それは戯曲というジャンルだからこそだと思います。
やっぱり、芝居はストーリーよりも、まずは役の人物、役者が重要だと思いますし。


この作品、読み物としてももちろん楽しめるとは思いますが、是非生の舞台で観たいと思いました。
この勢いで、本谷有希子さんの舞台を観にいけるなら近々観にいこうかなと考えています。
席まだ余ってるんでしょうかね・・・。