新訳Zガンダム
やっと観て来ました、劇場版ZⅢ。
の前に、遅刻して電車で一人反省していました。
ごめんなさい。
で、劇場版Zガンダムなんですが、今回は三部作の三作目でかなり期待していました。
監督も最後は変えるということを明言していましたし、僕の解釈ではここを書き直したいからこその劇場版なのだと思っていました。
以下ネタバレ
それが、いざ見終わってみるとひっかかる点が多々ありました。
確かに、書き直された戦闘シーンは迫力がありかなりクオリティが高いなと思いました。
でも、CG技術で格好良くなったんじゃね? 的な感想が出てきてしまうのも事実で…。
前作ではサブタイトルどおり、恋人たちにスポットがあてられていて、多少ストーリーが繋がっていない編集でも納得できたんですが、今回はほぼ宇宙での戦闘シーンばかりで、ストーリーとかもはや蚊帳の外といっても過言ではなかったです。
って言ったら、さすがに過言なんですけどねw
それでも、ジェリドが映れば乗ってる機体が変わってる、というのはどうかと思いました。
その代わり、前作よりも原作との作画のギャップがマシになっていたのは良かったと思います。
まあ、ほとんど書き下ろしだったからだとは思うんですが…。
あと、僕の記憶が曖昧になっていて、ダカールでのシャアの演説が前作に入るか今作に入るかわからなくなっていたんですよ。
なので、今作にはあるのかなぁとか思っていたんですが、やっぱりあのシーンはカットされていたようです。
Zといえば、ダカールの演説って感じだったんですけどね…。
期待していただけに、あのシーンが無かったのは残念です。
それに、前作でもあった中の人の変更ですが、サラの中の人がまた変わっていました。
どうせまた変えるなら、元の人に戻せばいいって思ったのは僕だけじゃないと思います。
そして、一番期待していたラストなんですが、変えるというより付け足したって感じでした。
NTのオーラや死んだ人の力で機体がパワーアップっていうのは、ガンダムの話的には合わないと思っていたんですが、そこは丸々残していましたし。
で、結局はただのハッピーエンドに持っていったって感じで…。
なんか、主人公であるカミーユをただ不幸にしたくなかっただけ? って思いましたよ。
もう少し、多くのキャラを救うものだと思っていたんですけどね。
と、こんな首を傾げることの多かった作品でしたが、見所はちゃんとありました。
それは、ツンデレの萌えキャラとして生まれ変わったエマさんと、格好の良すぎるハマーン様です。
あの、ヘンケン艦長とエマさんとのイベントシーンと、ハマーン様のマントを翻すさまで十分に楽しむことができました。
それでも、最後に流れたED曲でやっぱり( ゚д゚)ポカーン
この作品は、僕がガノタ全盛の頃に放映されなくてよかったです。
あ、でもこれ見た時点でガノタ辞めると思うので、結局は一緒ですね。