ハウルの動く城

かなり良いキャラでした。

結局映画館で見れなかった作品をようやく観ることができました。
その作品の名は、ハウルの動く城です。
ちなみに、過去の日記に、見れなかったことが書いてあると思います。


でも、日付までは書きませんよ。
だって、今読み返してみたらひどすぎだったのでw
まあ、今でも十分ひどいんですが…。


以下ネタバレあり
まあ、ほとんどの人が観た事あるとは思いますが…。


正直、周りの反応と中の人でナメていました。
どう考えても、木村拓哉さんでは無理と思ってましたし。


でも、実際に見てみてびっくりしました。
なんか、思ってたよりもマシだったんですよ。
もちろん、違和感が消えたわけではありませんが…。


それよりも、若いソフィーと老いたソフィーが一緒の人だということに不満が…。
倍賞千恵子さん自体はすごい女優さんだとは思うんですが、中の人となるとやっぱり…。
演技的には全然問題なかったと思うんですよ。
ただ、さすがに若い声には無理がありました。
そこが残念で仕方ありません。


それでも、ソフィーを良いキャラだと思えたのは、やっぱりさすがとしか言えませんけどね。


作品の雰囲気は良かったと思います。
もののけ千と千尋とは違って、昔のジブリっぽい世界観でしたし。
それに、ジブリの良さは、部屋の内装もかなりのウェイトを占めていますしね。


ストーリーも結構良かったです。
ラブストーリーという宣伝のわりに、恋愛がそこまで重視されていたわけじゃなかったですしね。
あれはどっちかっていうと、家族愛なんじゃないでしょうか。
そこがまた良かったというか…。


ただ、核となるストーリーが少し微妙だったかなと。
伏線は良い感じに張れていたと思うんですが、その中心となる部分が弱すぎました。
ソフィーの呪いの解け方もハッキリとはしてませんでしたし、ハウルカルシファーの契約も曖昧な感じで…。
ソフィーがなぜ帽子屋が嫌だったのかも謎で…。


なので、釈然としないまま気づいたらハッピーエンドになっていた感じがしました。
途中の展開が良かっただけに残念です。


あ、でもかかしのカブだけはガチです。
あのキャラだけ、ストーリーが綺麗にまとまってましたし。
ハウルの主役は、カブ一択でいいんじゃないでしょうか?w


で、一番びっくりしたことは、ソフィーがポジティブすぎたことです。
途中、落ち込んでいるシーンも描かれていましたが、ほんの数回でしたし。
あれで18歳という設定は、某PCゲー並みに無理があると思いましたw